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放射線技師部門 各種検査のメニューです。
MRIとは、磁気共鳴画像診断装置のことであり,強い磁石と電波を使って身体の断層像を得る装置です。
当院ではMRI(Philips社製Intera Achieva1.5T)を2台導入しています。
従来の装置と比べ、磁場強度が強く、均一性が優れており高速撮像法・感度補正技術により短時間で高画質・高精細な画像を得ることができるMRI装置です。
撮影時間や画像処理時間の短縮によりほとんどの検査を25分程度でおこなえます。
血液の流入効果を利用して血管像を画像化します。
くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤や脳梗塞、血管の動脈硬化の発見に有効です。
診断支援ソフトを導入しました。
アルツハイマー型認知症の特徴的に見られる海馬・海馬傍回付近の萎縮の形態画像情報を解析し、診断支援情報に変換するシステムです。このシステムの開発により、MRIの画像診断においてこれまで目視では難しかった早期アルツハイマー型認知症(痴呆)診断の支援情報を提供することが可能となりました。
腰椎・頚椎・胸椎などの脊椎のMRI検査は非常に優れていて腰痛や手足の痺れなどの原因である椎間板ヘルニアや変性脊椎症、圧迫骨折などの脊椎病変の検出に非常に優れています。
婦人科でもっとも頻繁に指摘される疾患には子宮筋腫、子宮内膜症、 卵巣嚢腫、卵管炎や骨盤腹膜炎などの感染症などがあります。
MRI検査では、直径5ミリメートルほどの小さい子宮筋腫も捉えることができ、組織の違いもはっきり映し出されるので、疾患の鑑別をする時にも有効です。
MRIで使われる磁石や電波は、普通の場合は人体への影響はありません。
ただし、次の様な方はMRI検査を受けることができない場合がありますので、あらかじめお知らせください。
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