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放射線技師部門 各種検査のメニューです。
血管撮影は、カテーテルといわれる管を血管内に挿入し、造影剤を注入して目的部位の血管の状態を調べる検査です。1秒間に何枚も撮影すると同時に造影された血管だけが見えるように処理されたDSA画像を得ることができます。
IVRは、血管撮影を用いた血管内治療のことで、目的の腫瘍に直接治療薬を注入したり、出血している血管を詰めたりする治療、細い血管を広げたり、ステントと呼ばれるもので血管内を補強したりする治療、脳動脈瘤にコイルと呼ばれるものを詰めて破裂を防ぐ治療などが、行われています。
当院では、 2方向同時撮影が行える最新型血管撮影装置(Philips社製 Azurion 7 B20/15)を導入しています。
本装置では正面・側面の同時撮影を行うことで、造影剤の使用量を半減し、身体への負担の軽減をはかることができます。また、CTに近い画像が得られるため、小さい腫瘍や血管を詰めた塞栓物質の位置をCT室に移動することなく確認できるようになり、安心して検査が行うことができます。
血管撮影装置の紹介
当院の血管撮影装置はFPDを搭載し、DSA画像の画質が向上し、また一度の撮影で広い範囲を見ることができます。
当院の血管撮影装置には、CTに近い画像ができる機能を搭載しており、薬剤注入等の確認も容易にできます。
CTに近い画像を得ることにより、CT同様に血管3D画像も作成できるようになりました。
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