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当センターは平成20年4月をもって閉校となった附属リハビリテーション学院の校舎跡の有効利用を目的として、佐治文隆前院長が発案されたスキルアップ・ラボ構想に端を発しています。私たちはこれを引き継いで、平成21年に模擬病棟・在宅看護ケア室などを使用するシミュレーション教育研修施設として準備を進め、平成22年5月に運用を開始しました。
私はこの施設を当院のみでなく、他の機構病院、近隣の病院、看護学校、大学看護学部、薬学部の方々や、呉地域の開業医の先生方や看護師を始め、多くの医療関係者にご利用いただき、呉二次医療圏の医療を充実させることに役立てることが出来ればと願っています。
院長 繁田 正信
令和6年4月1日より当センター部長を拝命致しました。平成22年5月に当センターの運用が開始され、
今年で開設15年目を迎えました。
令和5年度は、COVID-19感染の影響が少しずつ収まり、
医療技術センター内の通信環境も整備され機構主催のWeb研修、会議、学会参加などの増加や、
外部組織の対面型実技研修や集合教育が再開されたことで利用人数は確保されました。
今後も、副部長 清水洋祐医師、スタッフ 瀬川久江とともに、院内のみならず地域医療に還元される実技研修となりますよう、
COVID-19感染対策に対応した行動様式を遵守しつつ取り組んでまいります。
なにとぞ宜しくお願い申し上げます。
呉医療センター・中国がんセンター医療技術センター部長 吉田 成人
医療技術研修センターには最新の研修教育器材が装備されています。
医療技術研修センターは、院長の指示のもとに医療技術研修センター運営委員会が運営します。センターには、専属スタッフ1名が配属されています。医療技術研修センターでは、外部有識者の協力を得て、シミュレーション教育の啓発、開発、企画も行います。
呉医療技術研修センターでは、医療現場の具体的な目的・要望に即して、臨床の現場にフィードバックできる研修内容を効率よく"体を動かしながら楽しく"修得できる研修環境を整えます。積極的なご利用をお願い申し上げます。
広島県で行われているBLS、ACLS、PALSコースの情報は、AHA広島トレーニングサイトをご覧ください。
フロアマップ上のこのマークがある施設をクリックしますと詳細をご覧頂けます。
〒737-0023 広島県呉市青山町3番1号
独立行政法人 国立病院機構
呉医療センター・中国がんセンター
TEL 0823-22-3111(代) / FAX 0823-21-0478
研修室 | 収容人数 | 備品等 |
---|---|---|
講義室(1) | 50名 | 机・椅子・PC・プロジェクター・スクリーン付 |
カンファレンス室 | 20名 | 机・椅子・PC・プロジェクター・スクリーン付 |
講義室(2) | 30名 | 机・椅子のみ |
内視鏡手術 トレーニング室 |
バーチャルリアリティ内視鏡シミュレーター(LapVR)×1・内視鏡トレーニングセット×4 | |
ICU | (シムマン3G+AVSシステム)×1・(ナーシン グアン+SimPad)×1・(ALSシミュレーター×2) | |
マイクロサージェリートレーニング室 | マイクロサージェリー×2機 | |
分娩室 | PROMPT 分娩介助 教育トレーナ×1 | |
NICU | インファントウォーマー×1・保育器×1 多目的実習用新生児モデル1体 |
|
病室(4床) | ||
在宅看護室 |
氏名 | 資格 | インストラクター資格 |
---|---|---|
瀨川 久江 | 救急看護認定看護師 | JNTEC(日本救急看護学会) 患者急変対応 for Nurses KIDUKIコースコア・ファカルティ・公認ファシリテーター 患者安全TeamSimコースディレクター・認定インストラクター(日本医療教授システム学) |
医療技術研修センターの器材を使用した研修会の企画・運営についていつでもご相談ください。
Mail:segawa.hisae.va@mail.hosp.go.jp
PHS:7099
ご利用方法、研修企画に関するご質問はご遠慮なくお尋ねください。
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