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放射線技師部門 各種検査のメニューです。
微量の放射性同位元素を含む薬剤を注射することで、臓器や病変部に取り込まれ、その薬剤から放出される微量な放射線をSPECT/CTまたはPET/CTと呼ばれる専用の装置で検出して画像にする検査です。
体内に薬剤が集まる様子を調べることにより、臓器の働き(機能)、大きさ、位置などがわかります。
全身の骨に集まった薬剤の様子をSPECT/CT装置を用いて画像にして、がんの骨転移、骨腫瘍、骨折など、X線検査ではわかりにくい骨の状態を調べることができる検査です。
検査は注射をして2.5~3.5時間後に行います。
脳内に集まった薬剤をSPECT/CT装置を用いて画像にして脳内の血流分布を知る事ができます。
専用の解析ソフトを使用することで脳血流低下領域の解析ができ、脳疾患の代表である脳梗塞や認知症などの診断に役立てます。
心筋に集まった薬剤をSPECT/CT装置を用いて画像にして、心臓の状態や動き、血流を調べ、心筋梗塞や狭心症などの病気の有無やその程度を調べる検査です。
この検査は放射性同位元素(F-18)で標識されたFDGという糖代謝を反映する薬剤を注射して1時間後に撮影を行い、体内の糖代謝能をみることにより、がん等の疾患を診断します。
約20分の撮影で全身の癌の有無がわかります。PET/CTはPETの画像にCTの画像を合わせることで、位置情報がはっきりわかり、治療計画にも利用しやすい画像が得られます。
この検査は軽度認知症アルツハイマー病による軽度認知障害又は認知症が疑われる患者に対して行う検査で、認知症治療薬の対象かどうかを判断する検査の1つです。
放射性同位元素(F-18)で標識されたフルテメタモルというアミロイドβプラークに集まる薬剤を注射して90分後に20分の撮影を行い、脳内のアミロイドβプラークをみることで認知症の診断に役立てます。
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