ページの先頭です。 ページの本文へ移動 メインメニューへ移動 サブメニューへ移動 フッターへ移動

ページの本文です。

歯科・口腔外科

現在のページ

ページ内メニューです。

概要・特色

当科は、歯・口腔・顎(あご)・顔面領域に生じる種々の病気が診察項目であり、院内他科及び近隣病院や
医院、歯科医院と連携し、かかりつけ歯科では対応困難な顎口腔領域の疾患に対して紹介を頂き診断、治療を
行っております。従いまして一般的な歯科治療は行っておらず、かかりつけ歯科でお願いをしております。

診療内容・対象疾患

当科で扱う疾患としては、埋伏智歯(顎骨内に埋まっている親知らず)の抜歯や全身疾患を有する患者さんの抜歯、歯性感染症、顎骨骨折、顎骨嚢胞、口腔腫瘍などの疾患に対応しております。

現在、当科が治療を行っている歯科口腔外科の主な疾患は以下のとおりです。

治療方法のご紹介

外来診療

初診は毎週月曜日から金曜日の午前中に診察します。再診では、基本的に月曜日から木曜日の午後に予約を
取られていただきます。外来小手術については、毎週月曜日から水曜日の午後および木曜日の午前午後に
予約制で行います。
基本的には初診日当日には抜歯などの外科的処置は行いません。まず初診時に症状などを
確認させていただき、改めて手術予約をお取りいただくようになりますのでご了承ください。

入院診療

当科の手術日は金曜日の午後であり、入院日は手術の前日である木曜日の午前中が主となります。手術は全身麻酔および鎮静麻酔にも対応しております。

抜歯について

当科にご紹介頂く一番多い症例が抜歯です。特に抗血栓薬や抗凝固薬内服されている患者さん、あるいは埋伏している智歯(親知らず)のご紹介が多いです。抗血栓薬や抗凝固薬内服されている場合は、当科ではガイドラインに従い抗血栓薬や抗凝固薬内服継続下で抜歯しております。抗血栓薬を2剤以上の内服している場合や
その他、出血性素因がある場合は術後出血リスクが高く、術後入院して頂くこともあります。術後入院では1泊のケースがほとんどです。

顎骨嚢胞、顎骨腫瘍について

顎骨に発生する嚢胞(袋状の病変)や腫瘍は歯が原因で起こる事が多く、いくつかの種類が存在し、病変が
大きくなるものや再発しやすいものなど様々です。治療方法としては病変のみ切除する顎骨嚢胞・腫瘍摘出術、周囲組織も併せて切除する顎骨切除術、病変を縮小させて摘出する顎骨嚢胞・腫瘍開窓術などが挙げられます。当科では病変によりますが、できる限り顎骨を保存し治療するように努めております。

写真 顎骨嚢胞、顎骨腫瘍について

顎骨顔面外傷について

転倒や交通事故により、歯の破折、脱臼や顎骨が骨折する場合があります。
顎骨が骨折すると骨がずれるために咬めなくなり、治療が必要となります。

写真 顎骨顔面外傷について

口腔インプラント治療について

歯がなくなった場合の治療方法としてブリッジ(両隣の歯を削ってつなげる方法)、入れ歯 (取り外し式の
方法)、インプラント(人工歯根を埋め込む方法)があり、それぞれに長短所があります。インプラント治療はチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯をかぶせる治療法であり、周りの歯の負担を軽減できることやしっかり咬める等の優れた長所を有する治療法です。欠点としては①手術が必要、②治療期間が長くなる(骨造成等により治療期間が異なりますが、インプラント埋入のみであれば半年から1年程度で、骨造成を伴うインプラント埋入であれば1年から2年程度かかります)、③原則自費診療(1本約50万円、別途再診料や検査料がかかります)となり高額である事が挙げられます。

当科では、コンピューターシミュレーションを駆使し診査、診断を行い、サイナスリフトやソケットリフト、スプリットクレスト、GBRなどの骨造成術を含めた治療ができ、インプラント周囲炎治療やメンテナンスまで総括した治療を行う事が可能です。

インプラント治療の流れ

1.コンサルティング・診査診断

インプラント治療に関する費用、流れと期間、注意点等の詳しいご説明を行い、さらに安全にインプラント
治療を行えるようCTによる画像検査など十分な精密検査を行います。

2.骨造成

必要に応じて、骨造成が必要な場合があります。

写真 GBR(骨再生誘導法)、サイナスリフト、スプリットクレスト

3.一次手術

インプラント体を顎の骨に埋入します。手術は一般的に局所麻酔、場合によっては鎮静麻酔や全身麻酔を行います。痛みの心配はほとんどありません。手術時間は1本30分程度です。

4.抜糸

1次手術の1週間~2週間後に、歯肉が治癒しますので抜糸を行います。

5.治癒期間

3~6か月間はインプラント体に力が加わらないようにし、骨との結合を待ちます。
症例にもよりますが、おおよそ下顎で2~4か月、上顎で3~5か月の待機が必要となります。

6.二次手術

インプラント体が骨と結合したら、人工歯を取り付けるための歯肉の手術を行います。

7.歯型を取り、人工の仮歯を制作

二次手術後の10日から2週間後に、歯肉が治癒しますので歯型を取り、人工の仮歯を作製する工程に
入ります。仮歯が装着できるまで数週間以上かかる場合があります。

8.完成した人工歯の装着

完成した人工歯を装着します。
(仮歯装着から数週間~数か月)

9.メンテナンス

インプラントを長持ちさせるために重要です。最初は1か月に1回メンテナンスし、その後は3か月~6か月に
1度メンテナンスを行います。

がん治療について

顎口腔領域に発生するがんは、舌がんや歯肉がんなどのように、口腔内で直視出来る部分に発生していることが殆どで、歯科医院での虫歯治療時に偶然発見されることも多く、歯科医院からの紹介で当科を受診する患者さまも増加してきています。
口腔がんは、咬合や咀嚼、嚥下などの機能面を考慮した上で総合病院の歯科口腔外科として関連した放射線治療科、耳鼻咽喉科、形成外科、血液内科などと連携をとって対応します。顎顔面頭頚部がん治療の主体は耳鼻咽喉科・頭頚部外科が主体となり、術後の顔貌や機能再建は形成外科が主体で行います。当科は顎骨再建および咬合再建治療(インプラント治療)を主に行います。当院は、広範囲顎骨支持型装置埋入手術の施設基準を満たしており、呉・東広島・竹原地区唯一の施設であり保険によるインプラント治療も可能です。

広範囲顎骨支持型装置による上顎癌術後の咬合再建症例

写真 広範囲顎骨支持型装置による上顎癌術後の咬合再建症例

左側上顎癌に対して左側上顎部分切除術後、左側上顎部がない事により、飲み込みや発音に機能障害を
認めた。右側部上顎にインプラントを埋入し顎義歯を装着する事で機能障害が改善できた。

広範囲顎骨支持型装置による舌癌術後の咬合再建症例

写真 広範囲顎骨支持型装置による舌癌術後の咬合再建症例

右側舌に対して右舌半側切除および右側臼歯部抜歯し皮弁より再建されている症例である。
右下顎部にインプラントを埋入し、歯肉移植をする事により右下顎部に咬合再建する事ができた。

周術期口腔管理について

当院は中国がんセンターが併設されており、癌治療時における手術療法、放射線療法、化学療法(抗癌剤)
などの治療も多くなされています。がん治療中に口腔管理を行う事により、肺炎リスクや菌血症リスクおよび、化学療法時の口腔内有害事象の減少が期待できます。具体的には周術期(手術前後)に際して治療の妨げ
となるような歯性病巣の有無を精査して、口腔ケアおよび必要な場合には抜歯を含め歯科的治療を早急に行い、手術前には口腔内環境がある程度整備されている状態を目指します。以下主治医との連携のもと治療
リスクの軽減に努めております。
2012年度より開始し、年々依頼件数が増加しており、2017年より800件程度で推移しております。2021年度では987件の口腔管理を行いました。

周術期口腔管理紹介件数のグラフ

顎骨骨髄炎・顎骨壊死について

歯性感染に伴う細菌性骨髄炎や骨吸収抑制薬関連する顎骨骨髄炎・骨壊死(ビスフォスフォネート製剤や
デノスマブ製剤など)や放射線性骨髄炎に対応しております。一般的な外科的手術治療に加え、当院では
治療困難な難治性顎骨壊死に対して、中四国でも導入の少ない大型高気圧酸素治療装置を設置しております。
高気圧酸素治療は顎骨骨髄炎に有用な治療方法であり、入院下、外来通院での加療が可能です。

術後5年経過時 当科での顎骨骨髄炎・顎骨壊死治療件数

診療実績

2021年度では院内からの紹介は1375件で、地域連携枠を通した院外からのご紹介は571件でした。入院件数は2018年より100件程度で推移しており、2021年度では110件でした。2021年度の中央手術室使用件数は
80件、全身麻酔手術は74件であり年々増加しております。入院疾患の内訳は抜歯などの歯槽骨外科が一番多く、次に顎骨骨髄炎・顎骨壊死でした。

2021年度入院疾患内訳 2021年度中央手術室使用症例疾患内訳

当科での入院件数および中央手術室利用件数、全身麻酔での手術件数の推移

スタッフ紹介

氏名 職名・免許取得 専門医、認定医等 得意とする分野
タケチ マサアキ
武知 正晃
歯科口腔外科科長
歯科科長
歯学博士
平成6年
日本口腔外科学会専門医・指導医
日本口腔インプラント学会専門医・指導医
日本顎顔面インプラント学会指導医
日本口腔科学会認定医・指導医
日本口腔内科学会専門医
口腔外科全般
口腔インプラント治療
顎骨再建治療
オクムラ トシヤ
奥村 俊哉
歯科・口腔外科医長
歯学博士
平成19年
日本口腔外科学会認定医
日本化学療法学会抗菌化学療法認定歯科医
日本口腔ケア学会3級認定者
口腔外科一般
顎顔面外傷
口腔支持療法
顎骨骨髄炎
イシダ フミ
石田 扶美
歯科・口腔外科医師
歯学博士
平成18年
日本口腔外科学会認定医
日本化学療法学会抗菌化学療法認定歯科医
日本口腔ケア学会4級認定者
口腔外科一般
クボゾノ カズミ
久保薗 和美
歯科口腔外科医師
歯学博士
平成21年
日本口腔外科学会認定医
日本口腔ケア学会4級認定者
口腔外科一般
口腔ケア
カトウ ヒロキ
加藤 大喜
歯科口腔外科医師
歯学博士
平成25年
日本口腔外科学会認定医
日本口腔ケア学会3級認定者
口腔外科一般

外来診療日割表

午後の診察は完全予約制となっています。

休診の場合がございますのでこちらでご確認ください。

診察時間 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜
午前 武知
奥村
加藤
石田
武知
奥村
加藤
石田
武知
奥村
加藤
石田
武知
奥村
加藤
石田
(交代制)
武知
奥村
加藤
石田
午後 武知
奥村
加藤
石田
安部倉
武知
奥村
加藤
石田
武知
奥村
加藤
石田
安部倉
武知
奥村
加藤
石田
(交代制)
手術日

病棟初診患者 毎日(月曜日から金曜日)

金曜日 午後手術日

サブメニューです。

MENU

  • 休診のご案内(各診療科の休診日 毎月更新)
  • 交通アクセス(当センターをご利用の方々へ)
  • 無料送迎バス(呉駅と呉医療センター間)

ページの先頭へ