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臨床検査科

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概要・特色

理念

ISO 15189認定取得

ISO 15189:2022は、臨床検査室の品質(生活の質、医療の質、検査の質)と能力に関する国際標準マネジメントシステム規格です。 ISO 15189の認定は、国際規格「ISO 15189(臨床検査室-品質と能力に関する特定要求事項)」に基づき、 臨床検査(一般検査、血液学的検査、生化学的検査、免疫学的検査、微生物学的検査、病理学的検査、生理学的検査など)を実施する臨床検査室の技術能力を有していることを認定証明されたものです。 当検査室では2025年3月に認定を取得いたしました。(認定番号RML03350)

品質方針

呉医療センター・中国がんセンター 臨床検査科・病理診断科では以下の品質方針を定め維持管理に努めます。

  1. 呉医療センター・中国がんセンター病院理念のもと、臨床検査を通じた質の高い医療を利用者に提供する。
  2. ISO 15189の要求事項を遵守し、迅速で精確な検査結果を利用者に提供する。
  3. ISO 15189の要求事項に適合した、高い品質とサービスを提供するための品櫃目標を定め、定期的にレビューする。
  4. ISO 15189の要求事項に適合した品質マネジメントシステムを構築し、常に良好な検査業務を実施する。
  5. 品質方針および品質目標の適合性を持続するため、定期的にマネジメントレビューにおいて改善する。

ISO 15189認定取得

イメージ ISO15189認定証

JABマーク(認定シンボル)

イメージ JABマーク(認定シンボル)

JABマーク(認定シンボル)とは、公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)から認定された機関が使用できるマークのことです。

CAP(COLLEGE of AMERICAN PATHOLOGISTS)

イメージ CAP

CAP(College of American Pathologists、アメリカ病理学会)とは、病理学と検査の分野で最高水準の質を保つことを目的とした専門組織で、国際的な精度管理として、国際臨床検査成績評価プログラムを実施しています。

臨床検査のご紹介

検体検査(*生化学・免疫検査 *一般検査 *血液検査 *微生物検査)

生化学・免疫検査

生化学・免疫検査とは、血液や尿などの検体中の成分を分析して、体の状態を把握する検査です。
疾患の診断や治療、経過観察などに役立つことになります。

【生化学検査】 血液や尿中のタンパク質、脂質、電解質、糖質、酵素などの化学物質を測定する検査肝機能検査、腎機能検査、脂質検査などがあります。

【免疫検査】 細菌やウイルス(抗原)が体に入った時に、防御反応として作られる抗体を測定する検査をはじめ、腫瘍マーカーやホルモン、感染症マーカー、炎症マーカー、自己抗体などの項目があります。
病気の状態や治療の方針を把握するためのものや、癌を見つけるためのスクリーニングや治療効果の判定に役立つ検査となります。

イメージ 生化学・免疫検査

一般検査

一般検査とは、尿や便、血液、髄液、体腔液などを検査して、病気の有無や臓器の機能を調べる検査です。健康診断などでよく行われ、体の状態を把握するスクリーニング検査として有用となります。

イメージ 一般検査

血液検査

【へマトロジー(⾎球計数検査)】 ⾎液中の⾚⾎球や⽩⾎球などの数や種類、⼤きさを測定・分析する検査となります。

【⾎液凝固検査】 ⾎液を固めて傷⼝をふさいだり、⾎液の固まり(⾎栓)を溶かしたりする働きの状態を調べる検査です。⼿術や投薬の際の重要な指標になります。

イメージ 血液検査

微生物検査

微生物検査とは、感染症や食中毒の原因となる微生物を検出する検査になります。
微生物には、細菌、真菌(カビ類)、ウイルスなどがあります。

  • 早期診断や治療・回復に役立つ情報を取得する
  • 適切な治療薬を早期に決定する
  • 院内感染の防止に務める

イメージ 微生物検査

輸血管理室

輸血管理室では、輸血に関する検査や血液製剤の管理などを行い、患者が安全に輸血療法を受けられるよう支援する部門となります。

  • 血液型検査(ABO・RhDなど)
  • 不規則抗体検査
  • 交差適合試験

イメージ 輸血管理室

病理診断科

患者から採取された組織や細胞を顕微鏡で観察して、病気の診断を行う診療科です。
病理診断は、疾患の概念形成や分類の基盤となることが多く、最終診断として扱われることもあります。

  • 組織診断:生検や手術からの組織を標本にして、病変の種類や広がりを診断する
  • 細胞診断:痰や尿、穿刺材料などの細胞像から腫瘍の有無を診断する
  • 病理解剖:亡くなられた患者さんの遺体を解剖し、病態を詳しく調べる
  • 術中迅速診断:手術中に提出した検体を凍結標本にして、迅速に病理診断を行う

イメージ 病理診断科

生体検査(*一般生理検査*超音波検査)

生理機能検査

生理機能検査室では、患者さんの身体に直接触れて、心臓や脳、神経、肺などの機能を検査する部門になります。検査には、心電図検査、超音波検査、脳波検査、呼吸機能検査などがあります。
*心電図検査 *超音波検査*脳波検査*呼吸機能検査*運動負荷検査*末梢循環検査
*筋電図検査*睡眠生理検査*神経伝導検査*動脈硬化検査

イメージ 生理機能検査

診療実績

検査実施料・判断料

生化学検査や血液検査は一日当たり700~800人分の検査を行っています。緊急の項目は24時間体制で検査を実施し、検査結果を迅速に報告しています。下表には過去三年間の検査実施料・判断料を示します。

(検査実施料・判断料:千円)

  R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度
検体検査 1,223,499 1,359,644 1,395,761 1,319,742 1,271,597
生理機能検査 408,782 420,116 432,952 425,232 422,766

精度管理(品質管理)外部精度管理

正確なデータを提供するため毎日品質管理を行っています。年に数回全国的な精度の確認も行っています。
下表のように、いつも96点以上の高い評価を受けています。
また当センターの臨床検査値は標準化され、且つ精度が保証された精度保証施設の認定を受けています。

(点数)

  R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度
日本医師会 98.9 97.9 96.6 98.6 99.4
日本臨床検査技師協会 100.0 99.6 100.0 100.0 100.0
広島県医師会 100.0 100.0 99.1 100.0 100.0

輸血管理実績

手術や血液疾患の治療などに必要な輸血用血液製剤の取扱量は広島県の中でも多く、一日平均濃厚赤血球で10パック、血小板で6パックを扱っています。赤血球製剤の使用は、安全で迅速な輸血が実施されるよう24時間で対応しています。

(購入単位数)

  R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度
赤血球製剤 7,914 8,030 7,868 7,354 7,328
血小板製剤 20,810 22,520 20,665 19,380 16,015
新鮮凍結血漿 1,388 2,010 1,078 1,366 1,266

学術活動

常に知識と技術を積み重ね、よりよい臨床検査技師育成に努めています。
論文、学会発表、勉強会やカンファレンス(検討会)を行い知識と技術の向上に努めています。

臨床検査科と病理診断科の論文・学会発表等の実績です。

(回数)

  R2年度 R3年度 R4年度 R5年度 R6年度
論文(和文) 4 4 3 4 2
論文(国際) 4 10 3 3 2
国内学会発表 11 9 12 14 5
国際学会発表 0 0 3 2 2
教育講演・学術講演 1 3 8 8 12

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