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ナイチンゲール生誕祭(2014.5.12)を実施しました。

平成26年 ナイチンゲール生誕祭を終えて

■51回生 米岡 やよい
5月12日はフローレンスナイチンゲールの誕生日です。看護の心、助け合いの心が育つようにと、1990年に「看護の日」と決められてから、今年で24年目になります。
当校では、対象と接し看護とは何かを考えることを目的とし、ナイチンゲール生誕祭の行事として母体病院である呉医療センターに病棟訪問をさせていただいています。

今回、私は実行委員をさせていただき、「喜びと希望」をテーマに学生が一枚ずつ心を込めて色をぬったポスターカードを患者さんへ贈りました。患者さんが見られたときに「ホッ」としていただけるようにハートを使ったやわらかい絵、優しさをだすために淡い色を使い、受け取っていただく相手の事を考えて作成しました。ポスターカードの裏側には「たくさんの愛に包まれて喜びと希望の光が届きますように」という言葉を添えさせていただきました。 ナイチンゲール生誕祭当日は、12の病棟へ3年生が中心となり2年生・1年生でグループを作って訪問させていただきました。1年生は入学して初めての病棟訪問だったので、3年生と一緒に患者さんの病室を訪室し、患者さんと実際に出会い声掛けの大切さを学んだ、先輩がいいお手本になったといった感想がたくさんありました。私達2年生は、訪室する際、1年次の実習の時に学んだことを生かして、患者さん一人一人に合わせた会話・対応をすることを意識しました。昨年は先輩についていくだけで何もできなかったのですが今年は自己の成長を感じることができました。


「ポスターカード」

さらに、ポスターカードを一人一人に手渡していくことで、患者さんの「ありがとう」という言葉、喜ばれた顔を見ることができとても嬉しく感じました。ナイチンゲール生誕祭の目的である対象と接し看護とは何かを考えることで、看護を志す自分自身と向き合うことができました。いつの日かナイチンゲールのようなすばらしい看護師になりたいと強く思い、日々の学習を頑張っていきたいと実感しました。

「ナイチンゲール生誕祭の開会式で、ナイチンゲール誓詞を唱和しています。」