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本校は、呉医療センター附属の看護学校です。呉医療センター・中国がんセンターは国立病院機構に所属する病院で、明治22(1889)年の創立以来130年の伝統があります。病床数700床、37診療科を有し、国立病院機構(142病院)の大規模病院(12病院)の1つとして、「地域がん診療連携拠点病院」、「3次救命救急センター」、「地域周産期母子センター」、「災害拠点病院」などの機能を備えた高度急性期医療機関です。
本校は、国立呉病院に併設する看護学校として昭和38(1963)年に設立され、平成16(2004)年から国立病院機構呉医療センター附属呉看護学校となっています。病院には医師170名と看護師600名が勤務し、多くの医師、看護師が本校の授業や病院実習に関わっています。
看護師には、健康を増進し、疾病を予防し、健康を回復し、苦痛を緩和するという4つの基本的責任があります。日々進歩し高度化する医療において、高い専門性と豊かな教養が求められています。本校の3年間で、看護に携わる者としての心構え、必要な知識や技術をしっかりと修得する必要があります。そして、友人とともに映画を観たり、スポーツをしたり、本を読んだり、音楽を聴くことにより、人間性や教養を高めることも大切です。ここでの3年間の経験が財産となり、一生の宝となり、それらを糧として立派な人間に成長し、やさしく手を差し伸べることができる看護師になれると確信しています。
私たち教職員は、新しい時代を担う看護のエキスパートとして羽ばたかれる日まで、全力をあげてお手伝いします。
国立病院機構 呉医療センター附属呉看護学校
学校長 繁田 正信
看護は健康障害の有無を問わず、あらゆる健康レベルと成長発達段階にある対象の健康の保持増進、疾病の予防、回復への支援、病気と共に生きること、最期までその人らしく生きることを支える看護実践である。その基盤となるのは生命の尊厳、人間のもつ文化や権利を尊重し、対象を身体的、精神的、社会的側面をもつ統合された存在であり、それぞれの側面の総和を超える可能性を秘めた存在として、全人的に理解することが重要である。
本校では、学生が人としての権利を尊重し、豊かな人間性を養い、看護に必要な基本的知識、技術を修得し、科学的根拠に基づいた思考力、判断力、創造力をもち、保健・医療・福祉の連携・協働の中で、社会の変化に対応した専門職としての社会的責務を自覚した看護実践ができるための基礎的教育を行う。また、3年間の教育で学生が主体的に学ぶことができるよう支援する。
看護に関する総合的能力を修得するために必要な専門的知識、技術を教授し、独立行政法人国立病院機構及び、社会の人々の健康や福祉の向上に貢献し得る有能な人材を育成する。
学校名称 | 独立行政法人国立病院機構 呉医療センター附属呉看護学校 |
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創 立 | 昭和38年 |
課 程 | 看護師3年課程(看護学科) 看護専門課程 |
修業年限 | 3年(昼間) |
定 員 | 1学年 80名(1クラス40名) |
総 定 員 | 240名 |
財務諸表等の公表 |
昭和 | 38年 | 4月 | 4月 | 国立呉病院附属高等看護学院開設 第1回生28名入学 |
50年 | 4月 | 1日 | 国立呉病院附属看護学校に改称 | |
51年 | 4月 | 1日 | 専修学校(専門課程)許可 | |
60年 | 12月 | 2日 | 体育館完成(リハビリテーション学院と兼用) | |
平成 | 2年 | 11月 | 推薦入学採用(指定校制) | |
6年 | 3月 | 19日 | 国立呉病院附属看護学校及び国立療養所賀茂病院附属看護学校統合大型校、竣工記念式 | |
6年 | 4月 | 1日 | 国立呉病院附属呉看護学校開校(1学年定員100名) | |
7年 | 11月 | 社会人入学採用 | ||
9年 | 11月 | 推薦入学(一般公募制)採用 | ||
13年 | 4月 | 国立病院呉医療センター附属呉看護学校に改称 | ||
16年 | 4月 | 独立行政法人国立病院機構呉医療センター附属呉看護学校に改称 | ||
17年 | 4月 | 学則変更(1学年定員80名) |
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