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学科の特長

本校の特長

情報は世界同時に伝わり、人や品物も国境を越えて動いている社会で、将来看護師として活動するための基礎を身につけるため情報科学、特に英語に関する科目は3科目設定しています。また、看護は人間と人間の関わりで、人間の理解、信頼関係に基づいた人間関係が土台となるため、人間関係論ほかの科目を設定しています。
看護は実践の科学であるといわれており、実践が重要であるため臨地実習は、総時間数の約1/3を占めています。1年次から実習が始まり、その割合は2年次、3年次を多くなります。
運用に際して、講師は大学の教員やその専門分野に携わって来られた講師です。専門基礎分野の多くは、急性期高度医療施設である呉医療センター・中国がんセンターの第一線の医師や看護師ですので、最新の医療・看護を学習することができます。また、教科外活動として、地域の皆さんとの交流や呉医療センター・中国がんセンターで行われる国際交流にも参加しています。

独立行政法人 国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター

呉医療センター・中国がんセンターホームページはこちら

明治22年に創設された呉海軍病院を前身とし、昭和31年10月に国立呉病院として発足しました。
平成16年に独立行政法人国立病院機構呉医療センター・中国がんセンターに名称を変更し、平成18年には50周年を迎えましたが、その50年の間は、その時代の要請に応え最新最善の医療を提供してきました。

現在、中国がんセンター、第3次救命救急センター、呉心臓センター、母子医療センター、緩和ケアセンター、人工関節センター、地域医療研修センター、医療技術研修センター等をもち、35診療科からなる700床の高度総合医療施設です。
また、地域医療支援病院として地域の医療従事者の皆さんとの連携も深め地域の医療に貢献しています。さらに、アジアの国々との交流や支援も行っています。

教育方針

対象を全人的に理解する

看護は、対象の看護上の問題を明らかにし、問題解決のために系統的に直接的に間接的に働きかけることです。対象の健康上の課題を明らかにするためには、対象を理解することが重要となります。

人間関係を構築する力を育てる

看護は人間と人間の関わりです。看護の対象が自らのことを語り、自らの身体に触れることを許すのは、信頼関係に基づいた人間関係の上に成り立ち、人間関係は、生命の尊重、価値観の尊重、人権の擁護、相互理解、自律性の上に形成されると考えています。

自己教育力を育成する

国内外の社会情勢の変化とともに、医療は年々進歩しています。その中で、看護師が新しいことに対応し看護を実践するためには、専門職として自らの力を高めることを心がけなければなりません。
学生時代の学習を通して、学ぶ姿勢をもち看護を探求する態度を養っていく必要があります。

看護実践力を育成する

対象にあった安全で安楽な看護技術が必要であり、かつ、他職種との連携・協働によって、よりよい医療を提供するために看護師は調整役となります。ひとり一人の看護師の看護実践力を確かなものにすると同時に医療チームの一員として活動することが必要です。
また、人間のいのちに関わることの多い職業でもあるので、医療従事者として、看護師として倫理的態度が求められます。

アドミッション・ポリシー(求める学生像)

当校は、看護師を育成する学校です。
国立病院機構及び社会の人々の健康や福祉の向上のために、看護を提供できる実践者を育成したいと考えていますので、次のような方の入学を期待しています。